プログラミングスクール基礎知識

プログラミングスクール受講生の末路とは。真っ暗は言い過ぎです。

プログラミングスクール受講生の末路

プログラミングスクールを受講すると、提携しているSES企業に入らされる。
スキルアップの機会も得られず一生そのまま。

 

そんな、間違った記事に騙されないでください。

 

受講者からの信頼をコツコツ積み上げないと、スクールの成長はありえません。

ですので、無理やりSES企業に入らされるということはないですね。

 

よく見かける「プログラミングスクール受講生の末路」みたいな暗い話題を振りまいている記事を論破していきます。

当記事を読めば、安心してプログラミングスクールを申し込むことができますよ。

 

筆者は10年SIer・SESを経験した現役エンジニアです。経験に基づいた真実をお伝えできれば、と思います。

 

当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。ウィザードは1998年に設立したソフトウェア開発業務を遂行する企業で、これまで受託開発をメインに20年以上の実績があります。

数多くのプログラミングスクールや転職サービスを見てきたIT業界のプロが「あなたの転職をサポートするプログラミングスクール」をご紹介しています。

厚生労働省 一般労働者派遣事業(許可番号:派14-301840)

 

プログラマーやWebエンジニアを目指したいので、おすすめのプログラミングスクールを教えて欲しい!

そんな方に向けて、オススメのプログラミングスクールを6社ご紹介しています。

時間がない方に向けて簡潔にまとめていますので、ぜひご覧ください。

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↓記事を読んでいる時間がない方に向けて、信頼できるプログラミングスクールの一覧です。

DMM WEBCAMP
TechAcademy
テックキャンプ
オススメ度: 5 オススメ度: 5 オススメ度: 4.5
・オンラインでアプリ開発やWEBデザインを学べる
・チーム開発で実践的な技能を学べる
・現役エンジニアメンターからの的確なアドバイス
・3万名以上の受講実績
・他のスクールよりも多彩なコース
・現役ITエンジニアがサポート

・マコなり社長(有名ビジネス系インフルエンサー)が運営

・メンターに質問し放題
・転職成功率は98%、挫折率も3%

専任のキャリアアドバイザーによるキャリアサポートを無料で提供。経産省の第四次産業革命スキル習得講座に認定。条件を満たすことで支払った教育訓練経費の最大70%が給付金として支給されます。
現役エンジニアから学べるオンラインに特化したプログラミングスクール。自宅でWeb制作・プログラミング・アプリ開発を学べます。 転職の支援、副業に活かせるスキルの習得から、仕事紹介までトータルサポート。 未経験からのエンジニア転職。転職成功率は98%。日本最大級のプログラミングスクール。ITエンジニアへの転職を成功させる環境で学習。 無料オンライン相談可能・分割払い対応・質問し放題・転職返金保証・提携企業300社。

SESは絶対悪ではない

「プログラミングスクールに入ると、どうせSES企業に就職させられるんでしょ。」

そういった認識があるかもしれませんが、そんなことはないですね。

 

多くのスクールでは、自社開発企業、受託開発企業、SES企業とバランスよく求人を揃えています。

また、確かに全体の割合としてはSES企業が多いものの、自社開発や受託開発企業に就職するケースも普通にあります。

プログラミングスクールの転職先はSESばかりではない。自社開発を目指せるスクールをご紹介。

 

それにそもそも、SES = 絶対悪ではない、というのは知っておいて欲しい事実です。

確かに、会社の利益ばかりを追いかけて、エンジニアの待遇をおろそかにするSES企業も存在します。

 

一方で、一次請け案件中心で、給与水準も高く、キャリアアップができるSES企業も存在します。

そういう企業は、粛々と仕事をこなしているから、目立たないだけですね。

 

筆者はSIer・SES業界で10年エンジニアをやっていますが、これは断言できます。

 

さらに言えば、プログラミングスクール卒で、自社開発企業を目指している場合は、

いきなり自社開発企業に入れなくても全く問題ありません。

 

スクール卒の状態で、自社開発企業が求める技術要件が高すぎて入れないなら、

SESで実務経験を積んでから、自社開発企業へ転職すれば良いだけです。

 

実際に筆者の知人も、常駐先にヘッドハンティングされて転職した事例があります。

(常駐先は、誰もが羨む大企業です。)

スクールは利益優先?

次にプログラミングスクールは、受講生の利益よりも企業の利益を優先する。という噂です。

それもありえないですね。

 

目先の利益だけを優先して、劣悪な労働環境のSES企業に受講生を流し込む。

そんな立ち回りをしていたら、他の優良なスクールにすぐに淘汰されてしまいますよ。

 

日本国内だけで、50社近いプログラミングスクールが存在しています。

ライバルが多く、受講生の取り合いをしている状況です。

 

今はスクールの評判を調べればすぐにわかります。

受講者の満足度を高めることが、企業の利益にもつながることになります。

 

だから、総じて良い評判のスクール、知名度の高いスクールは信じて大丈夫です。

受講者からの信頼を少しづづ積み重ねて、成長してきています。

 

ただし、利益優先のような立ち回りをするスクールがまったくないとは言い切れません。

事前に情報収集をしっかりして、よく見極める必要があります。

無料スクールは人材派遣会社?

無料で受講できるプログラミングスクールは、企業から紹介料をもらうことで成り立っています。

そのため、プログラミングスクールは教育機関に近い業態ですが、実態はまるで人材派遣業のように振る舞う、という間違った認識があります。

 

無理やり劣悪な労働環境のSES企業へ就職させられたり、受講者をまるで商品のように扱う。といった悪い評判が立つことがあります。

 

これも論理が破綻しています。

確かに無料プログラミングスクールの就職先が、SES企業の割合が多いのは事実です。

 

一方で、ブラック企業に無理やり入らされるということはありえないですね。

そんなむちゃくちゃなことをしていたらすぐにスクールの存続自体が危ぶまれてしまうからです。

 

信頼できる無料プログラミングスクールは以下の記事で詳しくご紹介しています。

無料プログラミングスクールはなぜ無料でサービス提供が可能なの?仕組みを解説。

スクール出身者は就職に不利?

次に、スクール卒業生は、就職活動において不利な立場になる、という噂です。

「プログラミングスクール卒は使えない。」

のような、歪曲した意見ですね。

 

具体的には、以下のような事例が挙げられます。

一部の企業で、スクール卒業生を採用したものの、教育コストがかかる指示待ち人間だった。

スクール卒業生は教えられたことしかできない人材で、必要以上の教育コストがかかってしまう。

というケースが増え、多くの企業でスクール卒業生に対する採用に懐疑的になっている。という意見です。

中には「スクール卒業生は、書類選考時に落とす。」と豪語している企業もいます。

 

これは単なる偏見でしかないですし、

そのような考え方をする企業もある、というだけですね。

ほんの一部の意見を切り取っているだけで、あたかもそれが業界全体の意見かのように扇動しています。

 

積極的にスクール卒業生を採用している企業も存在していますので、安心してください。

確かにスクール卒業生は、実務経験がないため、即戦力になるとは言い切れません。

 

しかし、スクールのカリキュラムをしっかりとこなしてきた優秀な方であれば、エンジニアに必要な「自走力」や「基礎知識」を身につけていることでしょう。

そんな人材を、正しい考え方の企業であれば、見逃すはずがないでしょう。

 

また、身銭を切って学習カリキュラムをこなしてきた方が大半ですので、モチベーションが高いです。

 

スクール受講料が高いとそれだけ覚悟ができて変われるというメリットもあります。

ちょっと現金な話ですが、それだけ「人はお金で動く」ということです。

ポートフォリオの質が低い?

スクール卒業生は、多くの場合ポートフォリオを制作します。

昨今では、Web系開発企業への就職活動において、ポートフォリオが必須となっているためです。

 

そのポートフォリオが、コピペやパクリで、質が低いという話があります。

中にはコピペであることを見抜けずに、入社後に実力がなく困惑した、というケースもあるようです。

 

しかしそれもほんの一部そういった事例があった、というだけですね。

 

さらに、スクール側でも対策を取っており、質の高いポートフォリオ制作ができるようにカリキュラムが組まれています。

具体的には、最初のヒアリングでオーダーメイドのカリキュラムを組んだり、ポートフォリオ制作に充てるための時間を長く取ったりするスクールが増えています。

 

実際にスクール卒業生が制作したポートフォリオの実例については、以下の記事でご紹介しています。

ポートフォリオ制作が可能なプログラミングスクール3選。[高品質]

 

多くのスクールで、独創性が高く、競争力のあるポートフォリオを制作できていることがわかります。

年収が下がる?

前職でキャリアを積んでおり、相応の年収をもらっている場合には、年収が下がるケースがあります。

ITエンジニアとして異業種から転職した場合は、キャリアが再スタートとなります。

そのため初年度や入社して数年は、新卒レベルの給与水準になる可能性があるからです。

 

確かにこれは残念ながら事実なのですが、

一方で、入社時は低い年収で雇い、実務経験が増えてスキルが付いていけば、それに応じて年収をあげる企業が多いです。

また、フリーランスエンジニアになったり、給与水準の高い自社開発企業を目指すことでさらに収入UPを目指すことができます。

 

さらに、経済産業省の統計によると、IT人材は2019年を境に供給が減少しています。

そのためIT人材の不足は一層進み、203年までに70万人が不足すると言われています。

 

実際、システムエンジニアの平均年収は約550万円であり、 全職種の平均年収である約454万円と比較すると約100万円程度上振れています。

今後は希少価値が高まり、よりその傾向が強まっていくことが予想されます。

 

これは今、ITエンジニアが社会で求められている職業であるためです。

厚生労働省「賃金構造基本統計調査(H29)より算出

 

スクールの受講料は高額な自己投資ですが、数年かけて大きなリターンとなって返ってきます。

メンターが素人?

次に「メンターが素人である。」という噂です。

これも真実ではないですね。

 

どこのプログラミングスクールも、講師(メンター)はハイレベルなメンバーを揃えています。

他社よりも優秀なメンターを集めることで、良い評判にもつながるためですね。

 

スクール同士の競争力の源泉でもあるので、各社力を入れているポイントですよ。

プログラミングスクール講師のレベルってどれぐらい?→現役エンジニア対応が多い。

 

特に、現役エンジニアメンターにこだわるスクールが多いです。

開発の現場で知ることのできる最新の技術情報や、実際にWebエンジニアになってから役に立つ本物の知識を学ぶことができます。

 

一方で、学生やインターン生も採用しているスクールに分かれます。

ですが、学生だからレベルが低いのでは?というのは単なる偏見ですね。

 

メンターにはスクールが用意した採用試験があり、プログラミング上級者の方がメインです。

誰でも良いから採用しているわけではありません。

試験に合格した「プログラミングスキルに優れた人」であれば、職業は問われないはずですし、スクールのカリキュラム内容については熟知しています。

 

ですので必ずしも現役エンジニアメンターだけにこだわる必要はないと考えます。

受講費用に見合わない?

プログラミングスクールは20万円ぐらいから、高いものでは100万円近いものまであり、かなり高額です。

 

これは主に人権費がかさむことに起因します。

教材や講師だけではなく、ライフコーチ(学習進捗管理)・キャリアアドバイザー・セミナー運営人員・カスタマーサポート、その他多くのスタッフを抱えています。

 

人が動くということは、当然お金がかかりますので、仕方がない部分です。

人がサポートしてくれないと、スクールとしての価値がないですよね。

 

逆に言って、教材のみの提供や、質問時間を制限すれば低額での提供は可能です。

しかし、それでは実力がつかずに終わることが多いです。

 

受講者がITエンジニアになることで、自分の望む人生を手に入れるというゴールを目指しています。

だからこそ、教材や講師以外にも手厚いサポートを実施しています。

 

ゴールを達成するために、あらゆる支援を惜しみなく提供しているから高いのです。

 

各プログラミングスクールの充実したサポート内容を見てみると、むしろ安いのでは?と思えるほどの内容です。

多くのプログラミングスクールでは、基本的には自主学習がメインです。

手取り足取り教えてくれるわけではないのに、高くない?

と感じるかもしれません。

 

プログラミングスクールでは、エンジニアに必要な「自走力」を鍛える場所です。

自走力を鍛えるには、自主学習が最も効果的、かつ唯一の方法です。

 

一方でその自主学習を支えるための、多くのサポートサービスを用意しているのがプログラミングスクールです。

 

自主学習は絶対に必要なのでメインとなっていますし、楽に済ます方法はありません。

プログラミングスクールは「楽にエンジニアになる方法」を求める場所ではないのです。そんな方法はないですし、プロのエンジニアは甘くありません。

 

エンジニアを目指すために、自主的に頑張る人を全力で支援する場所、なのです。

 

以下、一例ですが、プログラミングスクールに通うことでえられるサービス内容の例です。

  • 学習計画の調整
  • 有名企業のCTOや、スペシャリストが考案したカリキュラムに沿って、体系的に学ぶことができる
  • 同期やメンターとの出会い(人脈構築)
  • 転職までトータルサポート

 

これらの手厚いサポートを受けられますが、それでもやはり「金額に見合わない。」と感じるでしょうか。

答えはNOですよね。

プログラミングスクール受講生の末路は明るい

結論としては、プログラミングスクール受講生のお先が真っ暗、というのは一部の切り取られた意見です。

 

各社プログラミングスクールで提供しているカリキュラムは、いずれも短期間、かつ本気でWebエンジニアに転職するために作られたサービスです。

受講生からの信頼をコツコツ積み重ねて、運営しているスクールが大半です。
その結果人気となったスクールは、サービスの質が高いからこそ、人気スクールに成長しています。
受講生から金をむしり取って、適当なSES企業へ紹介するだけなら、ライバルも多いのですぐに淘汰されてしまいますね。

 

最後に、プログラミングスクールを受講する前には、

あなたが求めるものや目的を明確にし、それに合ったスクールを選ぶことが重要です。

 

まずは無料カウンセリングを受けてみて、ニーズにマッチしているか確認すると良いでしょう。

 

無料カウンセリングを実施しているスクールは、以下の記事でくわしくご紹介しています。

合わせてご覧ください。

 

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当ブログでは、プログラミングスクールの基本に関する記事を特集しています。

スクール選びの一助になれば幸いです。

 

 

プログラマーやWebエンジニアを目指したいので、おすすめのプログラミングスクールを教えて欲しい!

そんな方に向けて、オススメのプログラミングスクールを6社ご紹介しています。

時間がない方に向けて簡潔にまとめていますので、ぜひご覧ください。

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